air.modeling works

ガンプラを中心にプラモデルを製作しています。製作依頼はContactページからお願いします。

完 アッガイコンペへの道 【製作総括】

いやぁ、おつかれさまでした。
昨日、無事アッガイ完成しました。
画像はコンペ当日にUPするとして
いままでの製作過程をリビューしてみます。

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今回のテーマは「市街地から一撃必殺!!」をテーマに作成しました。

そのため、水陸両用MSとしてでなく陸戦型をめざし
一撃必殺のために背中にキャノン、右手にハンドミサイル、右手に6連バルカン砲を持たせました。


【改修部分】




アッガイで一番めだつ部分がここなので特に力をいれました。
・アタマのパーツが1枚板とは思えないので前後に分割、スリット状に加工
・サイド部分は2重装甲のようになっているがモノアイスリット部は加工されていなかったため
  0.2mmプラ板にて2重装甲に見えるように改修
・隠密行動がメインということでそれらしくアンテナを設置
(HIQPARTS様よりサンプルとしていただいたアンテナパーツを使用)
・モノアイを遠距離でもキャノンの精度をあげるという意味でツインアイに変更。
  (HIQPARTS様のSPプレートとHアイズ+ラピーテープを使用)
・くちばし部分が簡素だったためスジ彫りで多重装甲に見えるように改修
・頭部バルカンはメタルパーツの2重構造に変更
   (HIQPARTS様よりサンプルとしていただいたsuperemax製頭部バルカン専用パイプを2種類使用)





胴体がどこか愛嬌があるカタチであるとともに間延びした感ががあるのでディティールUPを心がけました。
・襟巻きの部分をライフジャケットを着てるイメージで改修
  (0.5mmプラ板を襟巻きのカタチに切り出しRをつけながら接着、2重装甲のように見えるようにそこに 
   0.2mmプラ板を貼り付け、モールドをエバーグリーンのプラ板とディティールUPパーツで追加)
・胴体前面中央部はモールドが甘いのでプラ板で作り直しそれだけでは寂しいため
 PGエールストライクのお腹中央部分を縱にプラ板を追加。
・ふともも付け根部分にカバーを追加
・すこし猫背な雰囲気をだしたいため背中部分をパテで幅まし
・胴体脇などは間を埋めるためにスジ彫りやプラ板でディティールUP




せっかく内部フレームがあるのに活かせてない気がしたのでいかすようにディティールUPを心がけました。
・肩アーマーにスジ彫り追加
・上腕部は切り込み+プラ板貼りなどでデコレート、足してひくを心がける
・今回は関節もひとつ追加。ここも切り込み+プラ板貼りをいれてデコレート
・右前腕はハンドミサイルと爪を差し替え出来るように。またハンドミサイルを撃つときのために
 サイトスコープもどきをプラ角棒にスジ彫りをいれて加工、0.5mmプラ板にRをつけて貼り付けてデコレート
 もちろん爪はうすうすトゲトゲの方向でw
・ハンドミサイルカバーは差し替えで対応、ハイゴッグのものを使用したがそのままでは面白くないので
 後部を切り取ってさかさまにして貼り付け
・左前腕はバルカン砲を製作、こちらはジャンクパーツとプラ板でディティールUP
   (バルカン砲はアルミパイプとHIQPARTS様よりサンプルでいただいたSUPERMAX製バルカンを使用)





イメージより全体的に流線型なカタチをしてるので角ばらそうかと思ったが、みなさんやりそうだったので
今回陸戦らしいイメージを前面に押し出すカタチにしようと心がけました。
・見えないが股関節付け根の稼働軸穴をふちにそってスジ彫り、プラ板貼り
・ふとももの外装パーツは使わずに陸戦らしさをアピール
  ポリ受け部はプラ角材で隙間をうめ、後部にプラ板を張りつけデコーレト
  それだけだはさびしいカンジなので太ももガードをプラ角棒、カラー針金、モビルパイプで作成
  横部分が貧弱に見えたのでプラ棒、プラ板などでディティールUP
・ふくらはぎも貧弱に見えたのでいかついカンジになるように加工
   前面にゴッグのひざあてを逆さに貼り付け、裏側はプラ角材、ジャンクパーツでそれらしくパーツを作成
   プラ板などでディティールUP
   サイドにはスジ彫りを追加。また外部分を一段掘り込んでそこにディティールUPパーツを貼り付け
   後部もプラ板などでデコレート
・足首はスコープドックみたくしたくて改修
   前面に0.5mm、0.2mmプラ板で2段階モールドの爪を作成
   サイド外側はプラ板とディティールUPパーツとスジ彫りでソレらしくデコレート
   サイド内側は元のパーツにプラ板ディティールUPパーツとスジ彫りでデコレート
   後面はなとなくさびしいカンジがしたのでプラ板とプラ棒でフック受けを作成



元々のバックパックが寂しかったので大型化、キャノン砲をつけれるように改修
・1/144 EZ-8についてたパラシュートパックを流用
・MGシャアザクについていたマゼラトップ砲を砲身を短く、回転できるように接続部にポリキャップを埋め込み
 プラ板などでデコレート
・キャノン部基部はMGシャアザクの足首部分を切断、これまたジャンクであったMGF2ザクの肩関節を流用し
 上下に可動できるように製作
・左側にエネルギーチューブを胴体に接続できるように加工
・バーニアはいつものダボ受けを利用
・その他プラ板やディティールUPパーツを利用してデコレート



ということでまた元のパーツはほとんどないくらい改修しちゃいました。




【塗装】

○フレーム部分
・インテリアカラー(ガイア)をベタ塗り。
○グレー部分
・ニュートラルグレー(クレオス)+ブライトレッド(ガイア)(極少量)をベタ塗り。

○迷彩部分
・ニュートラルグレー+ハルレッド(極少量)をベタ塗り後、平行、直角にならないように適当にマスキングテープを貼り
 ドゥンケルグラウ(ガイア)をベタ塗り。

○ハンドミサイルカバー
・橙オレンジ(ガイア)+ピュアブラック(ガイア)

その後エナメルのレッドブラウン+フラットブラックでウォシングしデカール半ツヤクリアーでコーティング
ウエザリングマーカーなどで汚し、シルバー塗装しつや消しクリアーで仕上げました。


【感想】
設定どがえしでツッコミがくるかもしれませんが、自分的には満足する出来でした。
迷彩に関しても汚しすぎずでもキレイすぎないをテーマに自分なりにアプローチしましたが
80点くらいつけてもいいのではないかと思います。

他の参加者の方々からすれば見劣りする部分も多いと思いますが
コレが今の自分のスキル、そして自分らしさと思い、出品させていただきます。

今回、はじめてコンペのために製作を行ったのですが
(いままで完成品を出品したり製作途中でコンペ参加したりだったので)、
初の締め切りがある中での作成で困難な部分もありました。
しかしコンペのためだから頑張れた部分、挑戦できたものもたくさんありました。
結果どうこうより、このようなチャンスに参加させていただけたことに
感謝したいと思います。

主催者のシンマツ殿、本当にありがとうございました。


長々と書いてしまいましたが最後まで読んでいただけてありがとうございます。
いちおこれ書くのが自分にとって総決算みたいまもんなんで。。。
それではコンペで会いましょう。('◇')ゞ ビシッ!



           【コンペ会場】

                    HGUCアッガイConpetition


P.S.
明日からは気合いいれてゾック(高機動サイコミュ試作機)と
F91改造ブースターパック付きファーストガンダム(1/144MG化)に向けてがんばりますので
今後ともよろしくおねがいしまぁす。

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また、今回もHIQPARTS様よりサンプルとしていただいたパーツをかなり使わせていただきました。
いつもありがとうございます。         http://www.hiqparts.com/data/hiqparts/image/original/logo20040.gif